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令和元年活動計画

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令和元年度 活動方針(案)

平成30年度は全国的な夏季の酷暑や7月の西日本豪雨・9月の北海道胆振東部地震・台風と激甚災害に見舞われ、災害続きの年となり、本県においても昨年度の災害については記憶に新しいところである。
地球の自然環境は著しく変化しようとしている。そうした中で、私たちの取り巻く社会環境も近年、ソサエティ5.0 と呼ばれるように製造業・建設業から情報通信業・サービス業へ、モノとサービスの融合へと重きが移ろう としている。さまざまな電子機器やICT 技術・AI 等が開発・発達して、その変化のスピードが飛躍的に加速化している環境は、私たち保護者が予測のできる社会から今まで体験したことのない社会へと導いている。
そのような状況の下でも、子どもが自己実現できる環境を整備することは保護者としての責務であり、将来を担う子ども達が健やかに育つ環境づくりは保護者、地域、社会の責務である。昨年度は空調設備の維持 ・設置の公費負担を要望に掲げ、その方向での実現を見た。しかし、子どもの教育環境も、社会環境と共に変化し、色々な機会でICT 機器の利用が求められるようになっている。私たち保護者は、より密接に学校と協力、協調しながら子どもの豊かな人間性を育み創造的、主体的な生きる力を身につけるよう育てていかなければならない。
そのために、今までのPTA活動の一環で行ってきた学習環境への金銭的支援が公的支出の増加により軽減されていく中で、私たち保護者は見守るだけではなく、様々な学校行事へ積極的に参画し、PTA 主催あるいは学校との共催での進路説明会や講座等を企画、開催を行うことにより、新しい知識、情報を得、子ど も達の進路選択等の際に適切な対応を取ることができるようになる必要がある。また、情報化社会が一層促進され、既に、子ども達の能動的学習で得た成果の評価や進学や就職の際の出願にウェブ等が利用されてい るような環境変化に子ども達が取り残されないように学校との協調をより強化して支援していかなければな らない。
これまでも、子どもたちを取り巻く諸課題、中でも健全育成に関わる自転車事故防止や薬物乱用防止、携 帯・スマートフォン利用の課題解決に向けて、研修会等をとおして、学校と協力しながら取り組んできてい る。特に自転車利用時でのヘルメット着用については子どもの安全等を考慮して論議されなければならない。 家庭、学校、地域社会全体が地域の子ども達を守り、育む取り組みをしなければならない。また家庭においては、日頃から家族の意思疎通ができるようにコミュニケーションを図り、家庭の教育力向上に努める必要がある。加えて、全国高P連による子どもたちを様々な危険から守る活動である「自転車、バイク、歩行者 マナーアップ運動」「インターネットリテラシー向上の取り組み」「薬物乱用防止活動」に関する知識を深め、 県高P連としても、これらの取り組みを取り入れて幅広い活動を実施しなければならない。
また、多種・多様化する諸問題に対し、大分県PTA 連合会等の教育関係諸団体とも連携強化を図り、組織的に活動する必要がある。特に、県教育委員会とは、子どもたちのために様々な課題解決に向けて、積極的な意見交換を図っていく必要がある。
さらには、「おおいた教育の日」制定の趣旨を広くPTA 会員に周知し、学校・家庭及び地域会が一体となっ た取り組みを目指していかなければならない。ここに令和元年度総会の開催にあたり、以下のような活動方針を提案する。具体的な活動方針

1. 地区連絡協議会活動の活性化を図り、単位PTAの意見を集約しながら地区での協議 や委員会活動を積極的に行う提案型の体制を構築するとともに、教育諸団体との連携を 緊密にし、生涯学習社会に対応できる資質の向上に努める。

1. 高校生の保護者として自ら学ぶ「親学」を確立・実践し、家庭教育力の向上に取り組む。

1. 家庭・学校・地域社会・行政がそれぞれの役割を果たす中で、大分県PTA連合会や 行政機関との連携を強め、家庭教育力向上や将来の進路状況を見据えた教育環境の整備 に向けて関係各機関に働きかける。

1. 自転車事故の増加に伴い、身の安全を自ら守るマナーアップ運動を浸透させるととも に、情報リテラシーに係る知識を深める研修会等を実施する。

1. 国際化、情報化、少子高齢化社会等に対応し、より深い学習を積極的に行う。

1. 若年層に見られる進路課題として、希薄な進路意識や高い離職率、あるいはフリー ター・ニート等の課題解決とともに、キャリア教育の推進を図り、課題解決に向けて取 り組む。

1. 高卒者の完全就業・進路保障のため関係機関との連携を強化し、課題解決に向けて取 り組む。

1. 産業教育、定時制通信教育ならびに特別支援教育の振興を図る。

令和元年度 事業計画(案)

大分県高等学校PTA連合会は、本年度活動方針にのっとり、活動の基盤である地区連絡協議会の一層の活 性化と各委員会・部会活動の充実に努め、青少年の健全育成・諸問題解決に向けての取り組みを行う。
本年度の各委員会・部会活動については、以下のように取り組む。総務委員会各学校のPTA総会出席率の向上や学校PTA活動の引継書の作成等の取り組みがPTA活動の活性化に繋 がるよう取り組む。
研修会等の実施を検討し、「親力」の向上に取り組む。健全育成委員会

AI化、IT化と急激に変化する社会で、普遍的な規範意識の育成に家庭教育を中心に取り組む。

家庭教育の重要性を認識し、家庭と学校との連携を強化しながら大分県PTA連合会をはじめ、各地区の青少年健全育成とも連携し、子どもの健やかな心身が育めるように家庭教育力の向上に取り組む。

青少年の健全育成に向けて生徒の問題行動についての対策やヘルメット着用についての環境整備を検討するとともに、全国高P連活動の「自転車、バイク、歩行者マナーアップ運動」「インターネットリテラシー向上 の取り組み」「薬物乱用防止活動」「マナーアップ運動」を積極的に推進する。

「おおいた教育の日」の活動に積極的に取り組む。

進路対策委員会

「高校生と保護者の進路に関する意識調査」アンケート調査の周知・徹底を図り、保護者の意識高揚に取組む。

学校との進路に関する情報交換を密にして、進路達成への支援を行う。

社会的自立に向けて各関係機関と情報交換を推進し、キャリア教育の保護者理解に努める。

調査広報委員会

九高P連「調査広報アンケート調査」の活用方法の検討、広報紙編集の研修会の開催、その他調査広報に関 することについての取り組みを行う。
広報紙「豊のまなび」を年2回発行するとともに、時代に応じた内容の充実を図る。また、全県的な広報紙の レベルアップ・内容の充実をめざす。その一環として「広報紙コンクール」を実施するとともに、審査方法などの検討をおこない、九高P連広報紙コンクールへ出品する。全国高P連広報紙、ホームページのPRを行う。

女性委員会

各地区女性委員会相互の連携を密にし、PTA活動の充実、推進を図る事を目的とする。
地区女性委員会活動に積極的に取り組み、家庭教育力の向上、連帯化を促進する。
各教育関係団体との情報交換、協議を行い、諸問題解決への道を探り、連携しながら県高P連活動を推進し ていく。

特別委員会

機能的・弾力性のある組織づくりのため、会長の諮問により委員会を設置する。

以上の活動方針・事業計画を基本とし、令和年度の諸行事を次のように実施する。

令和元年度 行事日程

令和元年度
4/19(金) 県高P連 監査
4/19(金) 県高P連 役員会
理事会
5/29(水) 県高P連 地区別研修打合せ
6/4(火) 県高P連 定期総会
6/11(火) 県高P連 第1回役員会
委員会
理事会
6/20(木)~21(金) 九高P連 第62回九高P連大会 福岡大会
6/22(土)~23(日) 全国高P連 定期総会・理事会
7/5(金) 県高P連 広報紙研修会
7月下旬~9月初旬 県高P連 地区別研修会
8/22(木)~23(金) 全国高P連 第69回全国高P連大会 京都大会
9月下旬 県高P連 豊のまなび48号発行
10/12(土)~13(日) 全国高P連 会長・事務局長研修会
10月中旬 県高P連 役員会
委員会
理事会
10/19(土) 九高P連 事務局研修連絡会
11/1(金) 県高P連 おおいた教育の日推進大会
11/8(金) 九高P連 4委員会・会長・事務局長会議
12/1(日) 県高P連 県高P連振興大会
1月中旬 ~2月下旬 県高P連 役員選考委員会
1月下旬~2月上旬 九高P連 4委員会
2/8(土)~9(日) 全国高P連 会長・事務局長研修会
2/14(金) 九高P連 会長・事務局長会
2/21(金) 県高P連 県高P連創立70周年祝賀会
2月下旬 県高P連 豊のまなび47発行
3月中旬 県高P連 広報紙コンクール
3月中旬 県高P連 役員会
4月 県高P連 監査
役員会
理事会

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